福島県相馬市産大豆を用いた醤油「相馬里醤」発売のお知らせ

相馬里醤の特徴

  • 2011年東日本大震災による農業復興が原点
    東京農業大学東日本支援プロジェクトは、福島県相馬市を活動拠点として、東日本大震災で被害を受けた農地の復興を支援してまいりました。独自の「そうま農大方式」によって再生された農地において、新設された農業法人による大規模経営の展開を後押ししてきました。
  • 相馬の大豆を使って、相馬で醤油を作る
    相馬市には、全国醤油品評会で最多の8度の農林水産大臣賞を誇るヤマブンこと山形屋商店があります。山形屋商店の地元産大豆で醤油を作りたいという思いと、復旧した農地で生産した大豆で新たな商品を作りたいという生産者の飯豊ファームの思いが醤油という形で結実しました。
  • 東京農大の学生が考えたネーミング・商品デザイン
    相馬産大豆〈里のほほえみ〉を使って相馬で作った醤油。東京農大の学生が、品種の名前を1文字頂いて「相馬里醤」と名づけました。学生は実際に相馬に訪問し、土地の自然・風景・人々との交流を通じて感じ取ったものを商品デザインに反映させています。
醤油の作り手:山形屋商店 渡辺氏
醤油の作り手:山形屋商店 渡辺氏
大豆の作り手:飯豊ファーム 竹澤氏
大豆の作り手:飯豊ファーム 竹澤氏
ネーミング・商品デザイン担当:東京農大学生
ネーミング・商品デザイン担当:東京農大学生

製品概要

相馬里醤
  • 商品名:相馬里醤
  • 原材料名:大豆(国産)、小麦(国産)、食塩、みりん
  • 内容量:360ミリリットル
  • 発売日:2025年11月1日(土)より販売開始、無くなり次第終了
  • 販売チャネル:11月1日・2日 東京農大「食と農」の博物館にて販売会を実施、山形屋商店(福島県相馬市)店頭 ほか

東京農業大学東日本支援プロジェクトについて

2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけとして始まった学内プロジェクトです。現在は、東京農業大学世田谷キャンパスの教員7名が研究と教育に取り組んでいます。2019年度からは、福島イノベーション・コースト構想「復興知」事業の助成を得て、福島の人材育成にも取り組んでいます。
この商品は生産者である飯豊ファーム、JAふくしま未来、流通業者である武陽食品、山形屋商店、相馬市役所が「地元産大豆活用意見交換会」を通して議論を重ねてできた商品です。